「うるし科」の植物、「ウルシノキ、ヤマウルシ、ハゼノキ、ヌルデ」があるが樹液を「漆」として利用できるのは「ウルシノキ」。「やまうるし」もかっては利用されていたといいます。
外国の「うるし」で「漆」として利用できるのはアンナンウルシ、ビルマウルシ、カンボジアウルシ等があります。
日本産の漆が最も上等とされているが、同じ日本産でも産地によって違う、又同じ「うるしの木」でも原液を採取する原木の部位、季節によっても違います。
日本では6月中旬から10月下旬にかけて採取、盛夏に採れたものが最も上質。漆の木の幹に傷をつけ、分泌してくる樹液を採取してこれを精製します。